ブログを書き続けるためにハードルを下げる

アウトプットについての記事を以前書きました.その,アウトプット方法の一つに「ブログ」があります.ブログを定期的に書き続けるためにはどうしたら良いかを色々模索していたけど,決定版が見つかりませんでした.

最終的な環境

決定版が見つからないとはいえ,いい感じの体制は見つかりました.

運用ルールとしては,

  • Evernoteに「Blog」のノートブックを作成する
  • 「Blog」のノートブックに一つのノートに一つの記事を書く
  • 記事には「blog」タグを付ける
  • 書き途中のものには「draft」タグを付ける
  • 公開したものには「published」タグを付ける
  • 記事はMarkdownで書く
  • はてなブログとEvernoteを連携する

というような感じです.

公開するときは,はてなブログからEvernoteの記事をインポートします.Evernoteの各ノートにタグを付けておくと絞り込むのが簡単です.

ハードルを下げるために考えたこと

まず,問題となっていたのは以下のとおり.

  1. Webインターフェースが嫌い 2. WYSIWYGや独自の記法が嫌い
  2. 書きたいときにすぐ書けない
  3. 複数のPCを使っている時に,続きが書けない
  4. 画像を貼るのが面倒くさい

多少,内容に重複があるが,これらを先ほどのツールで解決できる理由を書いていこうと思います.

1. Webインターフェースが嫌い

ブラウザで文章を書いたりすると,色々な事件に遭遇します.間違えてブラウザを閉じてしまったり,ブラウザがクラッシュして途中まで書いていた文章が消えてしまう事件なんてよくあります.ショートカットキーも自由に使えない.さらに,ログインする手間も増えます.

というわけで,Webインターフェースで長い文章を書くのは嫌いです.

Evernoteならクライアントアプリがあるので,気にせず書くことが出来るので採用.

 2. WYSIWYGや独自の記法が嫌い

WYSIWYGは単純に使い辛いから嫌いです.独特の記法,いわゆるはてな記法やWiki記法は嫌いではないのですが,サービスとの依存性が高いのであまり好ましくないのかなぁと思います.

この問題に対しては,Markdownを使えば解決です.昔は対応してなかったと思うんですが,はてなブログがいつの間にか対応してたので,ちょうどいいと思います.

 3. 書きたいときにすぐ書けない

「書きたいときにすぐ書けない」というのは結構致命的だと思います.書くモチベーションが削がれてしまうと勿体無いので,すぐにメモできたりスニペット(切れ端)を書いたり出来る環境が必要です.

これも,Evernoteさえ入れておけば同期されているので,すぐ書くことが出来ます.

 4. 複数のPCを使っている時に,続きが書けない

「3. 書きたいときにすぐ書けない」で書いた内容と重複しますが,ふとメモしたいときに家のPC,会社のPCなど,複数箇所に書き途中の文章が散らばっていると非常に書き辛いと思います.あっちのPCで書いた文章をこっちのPCに移してマージしてとか面倒臭いです.

これは,Webインターフェースを使えば解決するんですが,今回は使わないので別の方法を考えました.

考えたと言っても,Evernoteのクライアントを使えば解決なんですが….Evernoteでノートが同期されるのでこの問題も解決できます.

5. 画像を貼るのが面倒くさい

これも,「1. Webインターフェースが嫌い」に絡むんですが,ちょっと画像を貼るだけなのに,

  1. 画像を用意する
  2. 画像をアップロードする
  3. 挿入したい位置に挿入する

の3ステップが必要です.

これが Evernoteだと,画像を挿入したい位置にドラッグ&ドロップするだけ.後は,はてなブログからEvernoteの記事を読み込むだけで画像もアップロード,挿入してくれます.

まとめ

以上が,ブログを書く環境と考察です.結構ハードルが下がったと思います.

色々,調べたりしてるうちに面白そうなものがあったので,さらっと紹介しておきます.

Markdownで書かれたEvernoteのノートをブラウザでプレビューできるツール.

EvernoteのノートをそのままBlogにできるサービス.まだβ版(2013/09/08).

Evernote-はてなブログを使う時の注意点

  • 画像をアップロードし終わる前に「公開」してしまうと「アップロード中です」というテキストが記事に残る
  • Evernote側で箇条書き(-)のインデントをタブですると4スペース入力されてしまい,はてな側で認識されない(設定次第か?)