沖縄の岩場 読谷ボルダーと瀬底ボルダー

ぼくは、趣味であるスキューバダイビングをするため、年に一度くらいのペースで沖縄に行く。 さらに、もう一つの趣味であるボルダリングもついでにやろうと思い登れる岩場を調査した。調べてみると、あまり多くの情報は無く(あっても古く)トポなどは存在しなかった。 沖縄のボルダーを登る人は少ないかもしれないが、探している人のためにメモを書いておこうと思う。今回は名護に滞在したため、読谷と瀬底ボルダーに行った(前回は具志頭に行った)。

トポについて

以前はコーラルロックというところでトポが販売されていた模様。「ぶり」(具志頭ボルダーのトポ)も「Coral on the beach 沖縄ボルダリング課題集」(沖縄本島のトポ)も販売していないようだ。

前回沖縄に訪れたときは、具志頭ボルダーに行ったときに地元のボルダーの方がトポ(ぶり)を持っていたので観せてくれて大変助かった。トポを持っていない状態ではYoutubeの動画を観ながらラインや岩を探すしかないのが現状。

少しでも参考になるように(自分で忘れないために)、場所だけメモしておく。 また、余裕があったら写真も撮ってきたので何処かにメモ用のトポをアップロードしようと思う。

トポ情報お待ちしております(切実)。

岩質

岩は琉球石灰岩という沖縄特有のもので、登ると凄い痛い。岩肌が鋭利なうえ、課題はバルジやルーフが多くとにかく痛い。テーピングが必須とされる。親指以外の指の腹に細いテーピングを巻きつけるとよい。膝とかをぶつけるとすぐ血が出るので注意。

読谷ボルダー

ホテル日航アリビラ」の隣(?)のビーチにある「アリビラボルダー」と、近くにある「体験王国むら咲むら」の「むら咲むらビーチ」の隣りにある「熟女岩」からなるボルダーで、今回はアリビラボルダーしか行けなかった。

最初は、それっぽい岩がありすぎて、どの岩が「それ」なのか全く分からず30分くらいマットを背負って浜辺を歩き回った。

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それっぽいのが見つかったのがこれ。おそらく右側がアリビラボルダーで、左側もなんだか少し登った形跡がある。

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右側の岩は、写真右上のヤシの木(?)と、左下の三角形のように黒く飛び出している岩の形が特徴だと思う。あと、濡れてる。

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下地は岩がむき出しだったが、平らだったのでブルーシートとマットを敷いた。 正直課題はどこになにがあるかよくわからなかったので、適当に登ってYoutubeにあった動画から「無名4級」を登った。他にも初段とか熟女岩の方も挑戦したかったが、この後名護まで行かなければならず、時間がなくて撤退。

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地図はこんな感じ。

もっと、やりたかった。。。あと、トポがほしい。。

参考動画・サイト

瀬底ボルダー

ここもあまり情報は無かったので、Youtubeの動画をもとに岩を探してそれっぽいのを見つけた。この後、ヘリオス酒造の酒造見学があったので、滞在時間が30分しかなく悲しかった。酒造見学に行かずここで登っていたかったがドライバーがぼくしかいなかったので断念(そして、見学に行ってもドライバーなので飲めない)。

瀬底ビーチの駐車場(1,000円)に車を停め5分くらい浜辺を北に歩く。どれも登れそうで、時間があれば課題とか気にせず登ってみたかった。

こういうルーフとかがたくさんあった。

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すると、動画に写っているっぽい岩が見つかった。写真右側の手前に写っている、ふたコブの岩がそうだと思う。水の流れたような黒い跡や、左奥に写っているヤシの木の生えた岩が目印。

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ところが動画を見てみると、スタートはもっと下からしているようにみえる。どうやら砂で1mほど埋まってしまっている模様。仕方ないので出来るところからスタートして登れるところまで登った。動画も一つしか見つからず、時間もないのですぐ撤退。

地図はこんな感じ。

参考動画

まとめ

今回は、名護周辺のボルダーを回った。まだ、北側や東側のボルダーは行ったことがないので調査して行ってみたい。具志頭も行きたかったが真逆だったため断念。岩場の規模としては具志頭ボルダーが一番大きいようだ。

課題が設定されていない場所(そもそもトポがないからよくわからないが)じゃなくても登って楽しめる岩がたくさんあるのでまた行きたい。あとチョークは一応持っていったけど全く使わなかった。ゴミは残さないように。

最後に、沖縄ボルダリングマップを置いておきます。

参考文献